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特殊無機繊維(シリカ繊維)を使用し、各種フィルター材にブレンドすることにより、優れた熱安定性、高い捕集効率を実現する<クレステル(R)フィルター>を開発しました。
<クレステル(R)フィルター>は各種フィルターへ加工が可能であり、幅広分野で使用が可能であり、高機能なフィルター性能を一段と高めるものです。 |
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高機能繊維と特殊繊維(シリカ繊維)をバランス良くブレンド使用する事により
- 高い捕集効率
特殊繊維(シリカ繊維)の極細と静電効果により 高い捕集効率の実現
- 優れた熱安定性
特殊繊維(シリカ繊維)のブレンドによる低い熱収縮、
低ホットストレッチ性の実現
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特殊無機繊維
(シリカ繊維) |
PTFE繊維 |
ポリイミド繊維 |
PPS繊維 |
メタアラミド |
太さ |
6μ |
12μ |
2.5×5μ |
12μ |
14μ |
耐熱性 |
◎
350℃ |
○
250℃ |
○
240℃ |
△
180 ℃ |
○
220℃ |
耐酸性 |
◎〜○ |
◎ |
△ |
○ |
△ |
耐アルカリ性 |
◎ |
◎ |
○ |
○ |
△ |
耐酸化剤 |
◎ |
◎ |
○ |
○ |
△ |
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耐熱・耐薬品性は優 |
耐熱・耐薬品性は優 |
耐熱性は優
加水分解有り |
耐薬品性は優
耐熱性に劣る |
耐熱性は優
耐薬品性は劣る |
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1:PTFE クレステル(R)フィルター
2:PPS クレステル(R)フィルター |
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極細シリカ繊維を混ぜる事により
- ろ過面表層部分に微細構造を形成出来る。→捕集効率の向上を実現
- PTFEより比重が軽く、ろ布に厚みが出せる。
→ろ布自身の耐摩耗性の向上を実現。
- PTFE(白)に比べて、捕集性能や耐摩耗性、屈曲性において優位です。
- 粉体を表層で捕集し、且つ逆洗時に薄いろ過層を残す新方式。
- バインダーの役目を果たし、PTFE繊維同士のスベリを防止。
→パルス逆洗時等に発生する目開きを防止(吹き漏れ、目詰まり等)
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<PTFEクレステルフィルター(シリカ繊維)ブレンド品)とPTFE100%との耐酸性試験>
硫酸(H2SO4)浸積テスト後も、強度劣化についてはPTFE100%と同等の強度保持率。 |
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クレステル |
PTFE100% |
クレステル |
PTFE100% |
タテ |
タテ |
ヨコ |
ヨコ |
新品時の強度 |
610N |
510N |
796N |
902N |
浸積後の強度 |
609.5N |
523N |
799.5N |
935N |
保持率 |
100% |
103% |
100% |
104% |
(試験方法) 5%硫酸(H2SO4)に常温 5時間放置後水洗い乾燥後の強度保持率の測定 |
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<PTFEクレステルフィルター((シリカ繊維)ブレンド品)とPTFE100%との耐アルカリ試験>
水酸化ナトリウム(NaOH)浸積テスト後も、強度劣化についてはPTFE100%と同等の強度保持率。 |
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クレステル |
PTFE100% |
クレステル |
PTFE100% |
タテ |
タテ |
ヨコ |
ヨコ |
新品時の強度 |
604N |
506N |
795.5N |
943.5N |
浸積後の強度 |
619N |
522N |
815.5N |
970.5N |
保持率 |
103% |
103% |
103% |
103% |
(試験方法)5%水酸化ナトリウム(NaOH)に常温
5時間放置後水洗い乾燥後の強度保持率の測定 |
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極細シリカ繊維を混ぜる事により
- 熱寸法安定性も100%PPSよりも優れています。
- PPSクレステルはPPS100%と比較した際に、
シリカの細い繊維が有効に働き捕集性能が向上します。
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熱寸法安定性において、PPSクレステル(R)の方が優れています。 |
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PPS
クレステル |
PPS
100% |
乾熱収縮率 % |
タテ |
0.55 |
0.65 |
ヨコ |
0.21 |
0.31 |
ホットストレッチ % |
0.65 |
0.85 |
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(測定条件)
乾熱収縮率:190℃×2時間
ホットストレッチ:190℃×1時間
荷重:0.9kg
試料幅:5cm幅 |
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捕集効率において、PPS100%と比較してもPPSクレステル(R)も遜色有りません。 |
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PPS
クレステル |
PPS
100% |
ダストリーク量(mg/m3) |
0.311 |
0.324 |
捕集効率(%) |
99.9938 |
99.9931 |
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(測定条件)
粉体:JIS 10種(4.4μ)
温度:常温
試験時間:8時間
ろ過風速:3m/min |
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クレステル(R)フィルターについての
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泉株式会社 環境部門
大阪機能資材部
Tel:06-6448-5388 Fax:06-6448-5385
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